最終更新:2020/05/24
スペシャルといっても何が特別ということもないのですが、当サイトの次の展開につながるようなコラムをちょっと普段のコラムとは分けて書いてみることにしました。
マイニング用機材のうちでも特にGPUは他の用途に転用しやすい、ということを別のコーナーでも書いているのですが、転用用途として一番の候補になるのはやはりAIでしょう。これまた別のコーナーで「マイニングは計算機投資だ」とも書いたのですが、計算機投資をしてお金を稼ぐよりも自分なりの用途を見つけて事業でも展開して行ければ、ある意味GPUをもっと有効活用できていることになりそうな気もします。当サイトも運営してみて改めてアフィリエイトで収益化して行く難しさを感じているところでもありますし、せっかく宣伝も出しているのだから自分たちのサービスを展開して行ければもっと面白いことになる予感がしています。
ところで、大手クラウドサービスではマイニングを禁止していることが多いので、マイニングをするなら自分たちでGPUを所有して、ということのはずだったのですが、マイニングでないのならクラウドサービスを利用すればいいんじゃないか、という疑問もあります。ですが、調査してみたところ、長期間運用するのであればやはり自分たちで所有した方が安上がりだったり融通が利いたり、メリットがあるにはあるようです。あまり大風呂敷を広げて引っ込みがつかなくなっても困るのですが、せっかくマイニングについてのコンテンツでお客様が来てサイトを見ていただいているのですから、GPUの買取を希望される方を募ってみたいという思いもあるのですが、当サイト運営にその余力があるかどうかは怪しいところです。
さて、AIで使うならGPUでなくてもEdge TPUなんていうタイプの機材も発売されているようで、これもぜひ調査してみたいところです。ではAIを使って何をするのか、という話になるのですが、一応温めている考えがあります。ですがこれはまだ秘密。もっとちゃんと考えがまとまれば発表して行きたいと思います。
ちなみに、2020年6月4日現在の何日か前、恐ろしいほど自然な文章を作ると危険視すらされたAI、「GPT-2」の後継の「GPT-3」が公開されたようです。ただ海外のサイトを見ているとGPT-3についてはdisappointed(期待外れ)などの記述があり、性能面などでの評価がイマイチのようです。とはいえGPT-3は、最近のAIはファインチューニングと呼ばれる微調整をするのが主流なのですがGPT-3についてはこのファインチューニングが不要ということを一応謳っていて、しかしながらファインチューニングをすれば性能は改善されるかもしれないと当サイト運営としては見込んでおり、特にこのあたりの動きに注目しているところです。GPT-3はGPT-2に比べ、桁外れのパラメータ数が設定されていることから、裏付けは取っていませんが、当サイト運営としては、GPT-3はかなりのマシンパワーを要求するのではないかと推測しています。